※ これはいつものパッピー☆DAYSみたいなノリとは遠い、前回以上に感情的で、個人的で、暗さを持つ記事なので、苦手な方はそっと閉じてください|ω`)
※ 昨日のブログも訪問者2人でしたが(笑)、これは私が自分自身を整理するためのメモみたいなものなので。
※ 「ある男」にはブログ掲載許可をもらってますー。どうぞ、よしなに。
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前回の続き。前回が昨日の午前中の話。で、ブログを書いて。これはその後の話。
人は―、少なくとも私は、何かに悩んだり迷ったりすると答えを求めて、自己啓発っぽい本に手を出す。実は私の中のもやもやは先週からあって、その時に買った本がこれ。
今170万部のベストセラーでコンビニでも売ってる。実家のこたつでぬくぬくしながら読んだ。主人公の少年が大人になる過程で気づく心の葛藤や世界と自分とのつながりについて、主人公の亡き父から主人公が「立派な人になってほしい」という願いを託された元編集者のおじさんがメンターとしてサポートしていく。そんな感じの本です。感想としては「思春期に読ませるとよさげな本だなー」でした。いや実際それ目的の本なのですが。
様々な倫理的な話が載っているのですが、中でも私の目にとまったページは。。。友人を暴漢から守るという大切な約束を破り逃げ出した自分がショックで、不登校になってしまった主人公に送る、おじさんの言葉(要約)
王座をおわれた者にしか、王でない苦しみはわからないー。つまり、本来あるべき自分の姿が分かっている者にしか、そうでない苦しみはわからないのだ。だから、自分の惨めさを理解していることは、人として必要なこと。自分の惨めさや情けなさが悔しくて泣き叫びたいのは、心が自分を正しい道に進ませたがっているからだ。
自分の期待と、自分自身の差が許せなくて苦しむーーー、私にもそういう時代あったなー。懐かしいな…。でも、自分の心には触れない、遠い話のように感じた。
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夕方ごろ、フォロアーさんからDMが届いた。
こんばんは。遅くなりましたが、ブログ読みました。
リプするのがなんとなく恥ずかしくなったのでこちらで(笑)
なんというか、すごく心に刺さりました。どこか自分と重ねながら読んでいたところもあったり。
もちろんロシナンテさんの方が人として素敵な方だと思うし、自分はそれほどの経験も苦
労もしてきてないですが…
まとまってないまま書いてるので何言ってるかよくわかんなくなってきましたが、要は
「歌手なんていう無茶な夢追って失敗して、娘にもこの先会えなくなった社畜がTwitterで
バカやってるから、落ち込んだ時にはそれ見てちょっとでも笑ってくれ!」
ってことです。
いや、爆弾発言が過ぎるだろ
私「あらあら。男さんバツイチだったんだー。人生いろいろだねー」
あれ?言ってなかったか…。もうだいぶ経ちますけどねー
私「社畜しながらでも、底辺歌い手すれば?キャーキャー言ってあげるよーって、勝手に底辺扱い酷いな私w」
酔った勢いでTwitterに上げておいてアレだけど、歌うとかなり悲しくなるっていう…
昔みたいに歌えなくなった自分に。
まぁ、戒めの意味も込めて歌えないままにしてるってのもあるんですけど。
私「あら。・・・娘さんに仕送りはしているの?」
去年の半ばまではしてたけど、向こうが再婚するからもう会わないでくれ。ってことで、その引き換えに止めました。
同意の上でね。
私「おお、辛い…。でも、ちゃんと仕送りしてたの偉いよ、日本はマジで半数近くの男性がバックれるらしいのに」
離婚したタイミングで仕事も辞めたから、最初は養育費マジでしんどかった(笑)でも、今は彼女(娘)の中では、自分はもうこの世にいない人にされてるようです。
私「えーーー、それ、お母さんが娘にいつか恨まれるな」
まぁ、娘が幸せに生きてくれるならそれだけで。
私「歌はもういいの?」
そのうち歌える音域の曲だけ選んでやるかも?
酔った勢いで(笑)
私「人生に意味を問うてはいけない。人生があなたに意味を問うているのだ。私の好きな言葉」
ヴィクトール・E・フランクルの「夜と霧」の有名な一説。男さんとのやり取りで、なぜかこの言葉を思い出した。
なんか見たことある。
正直最近まで何のために生きてるかなんて分からなかったけど、よくよく考えるとある意味夢は叶ってるのかなと
私「どんな夢?」
周りの人を、誰かひとりでも笑顔にしたい。って夢。
クサイな。
私「素敵だと思うよ」
声帯ポリープで歌は諦めたけど、歌が無くても出来てるじゃん。
ってことは、まだまだ自分が生きてる意味があるじゃん。
じゃあいつ死んでも悔いが無いように、もっと笑顔を増やせるように毎日頑張ろう。ってここ最近考えてます
私「ポリープ…」
手術すりゃいいだけなんだけども(笑)
いや、なんかね。夢を追う代わりに沢山の人に迷惑も心配もかけたし、声が元に戻って同じ事繰り返さないように背負っていこう…
と思って約10年(笑)もういいかな(笑)
でも休みないな(笑)
私「 入院手術でも休み貰えないの?」
自分の代わり作ればワンチャン。
でも誰もやりたがらない(笑)
私「自分の身体事だから、1番大切にしなきゃダメだよ。代わりがいなくても休む勢い大事」
声以外どうにかなるわけじゃないから悩むよね(笑)
でもありがとう。
休み作れるように、なんとか。
私「 声が出なくなると主張するんだ!(笑)はったりかませ!」
その手があったか!(笑)
有給は死ぬほどあるからな!(笑)
私「 気づかなかったのかwwwww」
ほら、マジメでピュアな僕だから…
私「 なんか感動した。今日の話ブログに書いていい?」
こんな話でよかったら。って、ピュアに突っ込んでよ。。。
私「ピュアだよ」
認められたw
私「なんかいい話聞けた。悩んでないで、心の声に従った方がいいよ」
お互いにね!
そらそうだ、私も、、、心の声に、、、
心の声、、、
心の声、、、?
私「私は自分の心の声が聞こえなくて困ってるんだ。20代は毎日鳴り続けていたのに。私の能力では、私の夢は叶わないと悟った瞬間、消えた」
あの、苦しみがよみがえる。
あふれる涙が止まらない。
ああ、そうだ、これだ、分かってしまった。
あの、自分で最後と決めた、絶対にいけると思っていたツナが切られ、どう考えても、私は自分の思い描いていた世界で自立した人生が送れないのだと悟った、私が私に見切りをつけた瞬間に、あんなにあんなに大切にしていた言葉ーー何のための人生かーーの問いに答える生き方を放棄したのだ。
自分で次のビジョンをつくれないのなら、夫のために生きようと思った。夫が喜ぶような奥さんになって、夫の夢を支えてゆくような。でも、上手くはいかなかった。夫は夫のペースで、自分の夢を叶えていく予定で、私が夫の夢にぶら下がったところで、夫婦間はちぐはぐするだけだった。
自分の傷つかない人間関係の中で、家に引きこもってお小遣プラスアルファくらいの仕事をもらって、あとは、夫の帰りを待って、私は日々の幸せだけを見ていよう。結婚当初は毎日感じていた自分へのいら立ちも悔しさも苦しさも、半年、一年と過ぎれば感じなくなった。突発的に訪れる不安を慰めるために、時々知り合いのセミナーに顔を出して刺激を貰ったつもりになって、家に帰ったらすっかり忘れる。夢に向かって前進する元仲間たちと顔を合わせるのがつらくなって、徐々に遠ざかり、ますます引きこもる。本来の私が持っていた苛烈な野心や行動力は、エンタメで適当に発散する。なにも傷つかない。毎日のんびりだらだら過ごす、夫に愛されて幸せなだけの私が完成した。
完成したのなら、私は何でこんなにも泣いているの。
苦しいことすらとうに忘れていた。次の夢が描けない。
私の道を指し示す、心の声が聞こえない。
とりあえず暇な時間を無くすってきめたんでしょ?
私「うん」
決めたことやってみたら聴こえてくるかもしれない。
そりゃ絶対とは言えないけど。でも、それで聴こえてこなくても、「これは違ったんだ」って気付ける。
それは失敗じゃなくて、前進。支えてくれる旦那さんだっているから。
なんだったらフォロワーのみんなもいるよ?
一人じゃない。
私「ありがとう。めっちゃ泣いてる」
女は泣かせない主義なのに…
私「今日、おばあちゃんの法事で実家に帰ったんだよね。そしたら、なんと法事の開始時間を10時開始を11時開始と間違えてたことが、朝九時くらいに分かって、親戚一同大慌て。」
そら慌てるわ(笑)
私「みんな近所だからなんとか集まった。私は今実家から3時間くらい離れたどこに住んでて、何となく金曜夜から帰ってたんだけど、もし土曜朝に帰ろうとしてたら間に合わなかった。」
何となくが功を奏したわけね。
女の直感か?
私「うちの父が浮気云々疑惑は、そのドタバタのやり取りで浮上したんだけど、もしそれがなかったら私が落ち込むこともなく、ブログで考えを整理することもなく。男さんから、DMを貰うこともなかった。今日こんな深夜にやり取りできるのは、たまたま昼頃に日曜まで実家にいるかと決めたから。その全てに、意味があったんじゃないかと思えるくらい、男さんとのやり取りは、私にとってありがたかったよ。」
実は、男さんとやり取りをするようになったのは、先週から悩んでたbot運営を押し付けたからなんだけど(笑)なんだか、そのことすら必然に思えてくる。
意味があったんだよ、きっと。
ただの偶然でも、そう思ってる方が素敵だ。
私「ありがとう。人生が私に意味を問うてるからね。」
私「今日は、意味のある1日だった。ありがとう」
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1つ、自分の中の理論が覆ると、見える景色が違って見える
朝起きても、私の思考は止まらない。
男さんの背景を知って、彼がウタエルさんに惹かれてやまない理由が分かった気がした。
怖いくらい優しい理由もーー。
私がーー、私が惹かれる理由は何なんだろう?曲として、動画としての娯楽性だけなら、ここまで前のめりになる必要はないはずだ。ガチ恋?とも思ってたけど、違う。私は彼のように、運命に逆らうように、がむしゃらに、自分の声に従って生きたいのだ。どんな手段を使ってでも、次の自分の物語を作り出したいのだ。彼に自分を重ねて、カルタシスを感じている人は、きっと私だけじゃないはずだ。でも、私の夢への渇望は、あまりにも鮮烈で。
でも、もう気づいて、言葉にしてしまったから。
もう、5年も放置していた。
痛みすら感じなくなっていた。
みじめで空っぽな私。
見ないふりしないで、聞こえなくなった心の声を、取り戻しに行かないと。
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最後にのろける
実家から、家に帰省。
夫「おかえりなさいー」
私「ただいま。帰省中、本当にいろいろ考えたことがあって。昨日とか夜号泣した。」
夫「号泣したんですか(笑)」
私「いろいろ、夫さんにもお話しなきゃと思ったけど、考えすぎて疲れた」
夫「そうですか」
私「とりあえず抱っこでいいや。説明めんどくさい。」
夫「なんなんですかー(笑)」
抱っこしてもらう
夫「がんばってねー。(背中ポンポンされる)」
私「私のこと赤ちゃんか何かだと思ってるでしょー!」
夫「思ってないよー(笑)」
今日は終わり。しかし、私の人生は続く。
ロシナンテの日常記録
面白かったこと、楽しかったこと、考えたことの記録。
2コメント
2018.03.19 05:59
2018.03.18 13:04